【H.Sさん】ポートランド教師インターン生 2025年7月活動レポート
インターン⽣の紹介
名前：H.Sさん
性別：男性
渡航時の年齢：19歳（大学2年終了後渡米）
担当学年：高校生（9-12年生）
派遣時期：2025年4月
派遣エリア：ポートランド
Q&A形式 活動レポート
担当するクラス、学年について紹介してください。
9年生は主に新しい文法や語彙の習得がメイン。10年生はAP Japaneseという試験に向けてテスト対策を1年間通して行う。11年生12年生は合同のクラスで行われ、少し難しい日本のニュースなどを題材にして行う
担当の先生について紹介してください
E先生はさっぱりとしていてルールに厳格な方です。クラスマネージメントとしては生徒との距離感を大事にされていて、日本語のことからプライベートのお悩み相談まで受けています。W先生はとても優しい方で、日本で中学校教員をされていた経験があります。生徒とどのように対話するか、あくまで生徒と先生という関係を忘れないということを大事にしています。
到着～これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。
到着からこれまで、私がリーダーとして生徒に教えること、活動を企画することはほとんどなかったので、指導方法や活動について報告できることはありません。ですが、メンターの先生にお願いされて卒業式に向けて12年生のスライドショーの作成を行いました。作成中にも涙がこぼれ、保護者の皆さんからも好評を頂きました。私としては唯一の活動でしたがとても楽しかったです。
到着～これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。
担当の先生方のアクティビティでは、日本語の曲を使ってのダンスをブレインブレイクの時間に入れたり、セメスターの終わりには12年生には卒業にあたっての将来の自分へのメッセージを色紙に書いてもらう、11年生には卒業する12年生に向けてのダンスを作ってもらうなどアメリカらしいなと感じる経験が多かったです。また、授業については生徒との話す時間をとにかくたくさん作る姿勢が見られました。その結果として生徒も先生に話やすくなるという結果が見られました。
到着～これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。
トレードフェア
生徒が1年間かけて商品の設計から作成、売上の計算等までを行うイベント
カルチュラルキックバック
アジア系、アフリカ系、ラテン系などルーツが異なる生徒がそれぞれのルーツに基づいて出店のようなものを行い文化交流を行うもの
Movie Night
日本語のクラスの生徒たちがSeitokaiという組織を作っており、彼らが日本の映画を日本語で見るという活動を行なっているもの「火垂るの墓」を視聴した。
卒業式
日本語イマージョンプログラムの卒業式。
到着～これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。
高校では、主にメンターの先生が1人で仕事を行うので基本的にインターンの仕事はありません。その中でも机間巡視を行ったり、サポートが必要な生徒について、手伝うということがメインです。またプリントのコピーや配布、稀に丸付け等も行っています。
英語の使用頻度はどのくらいですか？
学校
授業中はごく稀に使用しますが、基本的に生徒との会話は日本語。他クラスの先生などとは英語を使用して日常会話を行います。
プライベート
私は到着してから一つ目の家庭では、日本人のお母さんとは日本語でアメリカ人のお父さん、お子さんとは英語で話していたので50%ずつくらいです。二つ目のホストとは基本的に英語です。日系人のお父さんや息子さんは稀に日本語を使用しますが、アメリカ人のお母さんは日本語を全く話せないので90%英語です。また、コミュニティ内にネイティブの日本人は少なからずいますが、多くの人は「おはようございます」「ありがとうございます」等の簡単な日本語しか話せないのでコミュニティ内の人とも基本的には英語です。もちろん買い物などの際は英語です。
プライベート時間は英語:日本語=7:3くらいの使用頻度だと思います。
1日のスケジュールについて教えてください。 （平日）
6:20 起床
8:15 出勤
8:15~11:40 授業
11:40~12:10 ランチ
12:15~3:30 授業
3:30 退勤
3:30~6:00 フリータイム
6:00 夕食
9:00 就寝
1日のスケジュールについて教えてください。
7:00 起床
8:00~12:00 サッカー(日曜のみ)
そのほか 基本フリータイム
到着～これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか？
私は到着後2週間でホストファミリーがスイッチしたので一つ目、二つ目のホストという表現で記入します。
一つ目のホスト:小学校1年生のお子さんがおり、毎週末はどこかへおでかけしていました。どこに行くにも誘ってもらい、公園や買い物お子さんの習い事まで一緒に観にいきました。Portlandの色々なところへ連れてってもらい、とても充実した時間でした。
二つ目のホスト:12年生のお子さんと大学生のお子さん2人と日系人のお父さん、アメリカ人のお母さんという家族構成です。お父さんとお母さんは在宅ワークが基本で、土日はお父さんが12年生のお子さんとサッカーに行き、割と忙しい家族です。ですが、ヨットやサッカー観戦、ご飯、買い物、家族のパーティーなど色々な体験をさせて頂いています。関係はすごく良好で新しい体験がたくさんあります。
教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。
高校の先生は基本的に仕事をインターンに与えることはないので、自分で気配りと目配りをしてもっと色々な仕事を探せるようになりたいです。また、次のセメスターからは新しい先生が加わるので、サポートも行っていきたいです。
現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。
英語力の向上は感じることができます。また、先生という立場を常にわきまえた行動ができるようになっていると思います。そのほかにも「聞く」というアクションを躊躇わず行えるようになりました。それは私の行動に常に責任が求められるからです。
これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。 （教師アシスタント）
次のセメスターではできるだけ多くの授業を行いたいです。それはプランニングから授業、評価のステップまで全てを行ってみたいです。また他の学校の先生や他教科の先生の授業も見に行きたいです。
これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。 （プライベート）
もっとNBAを見にいきたいです。また、少し遠くまで旅行できたらいいなと思っています。現地の大学生との交流の機会も探っていきたいです。
写真の共有
①初めてのNBA観戦
②ホストファザーと初めてのヨット
③日本語イマージョンの卒業式(本当は生徒との写真を提出したいところですが、プライバシーの観点から控えます)
④夏休み家の屋上から見た夕焼け
⑤westwindでのインターンとの写真です
H.Sさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました！
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。
